アインシュタインが予測した「重力波」を直接観測

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アインシュタインは相対性理論の中で「質量を持つものの周りは時空が歪む」ということを述べた。巨大質量を持つブラックホールの周りは時空が歪んでおり、光も直進しない。光速度不変の原理に則れば、時空が歪んだところでは時間の進み方も変わるということになる。こういうところの話から、相対性理論でタイムマシンがどうだこうだと議論されるのである。

「巨大質量を持つものが加速運動すると、時空の歪みが波として伝わる。」

これを「重力波」と呼び、アインシュタインはその存在を予測していた。それを今回、LIGOを使って直接観測に成功したということである。

今回観測された重力波は、質量が太陽の29倍以上のブラックホールと、36倍以上のブラックホールの合体によって引き起こされたものだと言われている。そんな巨大なエネルギーが最新の観測器でやっと微妙に検出される。これくらい大変なものなのだ。

LIGOはレーザー干渉計であり、その原理自体はそんなに難しいものではない。技術向上によってレーザー干渉計の感度が良くなったことで遂に観測できたのである。

この観測によってアインシュタインの「一般相対性理論」がまた少し確証を得た。人類が時空の世界に物理的に一歩足を踏み入れた。


13億年前の「ブラックホールの合体」で生じた重力波、検出される(動画あり)
http://npx.me/92QQ/IXdq

Reading:「重力波を初観測」米中心の国際研究チーム 発表 NHKニュース http://nhk.jp/N4Nf4MiK

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